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【社会】容疑者「誰でもよかった」「親が相談に乗ってくれなかった」父親「相談無かった」八王子駅ビル書店通り魔事件

2008年07月23日 19:48

東京都八王子市の書店で女性従業員と客の2人が死傷した無差別殺傷事件で、
殺人未遂容疑で逮捕された八王子市川口町、無職、菅野昭一容疑者(33)が、
警視庁捜査1課の調べに「殺すために包丁を用意した」などと供述していることが23日、分かった。
捜査1課は計画的な犯行の可能性が高いとみて、菅野容疑者を追及している。
調べでは、菅野容疑者は閉店間際の22日午後9時40分ごろ、店内で書籍の整理をしていた
アルバイト店員で中央大文学部4年、斉木愛(まな)さん(22)を前から突然襲い、刺殺。
さらに近くで本を選んでいた女性(21)を刺して逃走したとみられる。
その後の調べで、菅野容疑者が凶器に使った刃渡り約15センチの文化包丁を逃走中に
エレベーターの中に捨てていたことも判明。捜査1課で菅野容疑者を追及したところ、
包丁は殺害目的で、現場の京王八王子駅近くの大型スーパーで事前に購入していたことを認めたという。

菅野容疑者は5月に働き始めたばかりで試用期間だった。正社員になる過程で悩んでいたとみられ、
調べに対し「仕事関係でむしゃくしゃしていた。両親にも相談したが、乗ってくれなかった」などと
動機を供述している。捜査1課は、こうした仕事関係の悩みが事件の背景にあるとみている。

一方、殺害された斉木さんの勤める書店関係者によると、斉木さんは2年くらい前からアルバイトとして働き始め、
店舗ではキャリアの長い「頼れる存在」だったという。
斉木さんと菅野容疑者の接点はなく、店舗関係者は「なぜ?」とショックを隠しきれない様子だった。

逮捕された菅野昭一容疑者の父親(69)は23日朝、産経新聞社などの取材に応じ「相談はなかった。
犯行の原因は思いつかない。被害者の方に申し訳なく頭が真っ白な状態」などと謝罪の言葉を述べた。
父親によると、菅野容疑者は7年ほど前に自宅を出るまでは、両親と3人の姉、2歳違いの弟の7人で暮らしていた。
地元の小・中学校を卒業後、進学した高校に1日も登校せずに退学、その後はフリーターをしていたという。
その後、女性と同棲(どうせい)するなどして自宅を出たが別れ、現在は1人暮らしを続けていた。
最近は東京都八王子市内の板金・加工会社に就職し、作業中に指をけがした際も「本採用だから勤める」などと意欲を見せていたという。
菅野容疑者の趣味は音楽鑑賞やカラオケで、父親は「おとなしい、内向的な性格で暴力を振るったことはない。
どうしてこんなことをしたのか…」と肩を落としていた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080723/crm0807230949010-n1.htm



http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080723/crm0807230943009-n1.htm
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