スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【政治】櫻井よしこが麻生首相に申す…「今こそ日本の姿を歪めてきた戦後体制を正せ」

2009年01月09日 05:11

【櫻井よしこ 麻生首相に申す】今こそ戦後体制を正せ
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090108/plc0901080233001-n1.htm

(前略)
自民党総裁に選ばれたとき、首相は、祖父の吉田茂元首相に言及した。吉田がやり残した課題は、
日本に真っ当な軍隊を作ることだった。危機に際して国土、国民を守るに十分な軍事力を
整備することであり、外交の支柱としての軍事力を充実させることだった。
「国防と治安を欠けば国家の存立は期し難い」「(憲法)第9条第2項の軍備否定の条項は、
(中略)問題がある」と吉田は明記した(『世界と日本』)。
また、こうも書き残した。「日本のような島国では、国民の将来は海にある。
海はいわゆる天空海闊(てんくうかいかつ)、進退自由である」と。
日本は、吉田の願った9条改正も達成せず、天空海闊、進退自由の闊達(かったつ)な
国家となるべきところを、打ちひしがれたかのように内向きの国家となり果てて今日に至る。
そんな日本に変化を求める世界の動きはこれまでに幾度もあった。いま、それは海賊被害への
対処として浮上している。ソマリア沖に跋扈(ばっこ)する海賊の不法な暴力行為、
抑留、略奪行為などから、日本船舶のみならず外国船舶を護衛することが緊急課題である。
海上保安庁と海上自衛隊の派遣を政府は検討中だが、海自の派遣に当たっては、
海自が真に国際社会に貢献できるような体制をつくらなければならない。

さらにもう一歩、麻生首相は気力を振り絞って、日本の姿を歪(ゆが)めてきた戦後体制を
正さなければならない。それは集団的自衛権の行使を禁じている内閣法制局の憲法解釈を、
真っ当な解釈に変え、同権の行使を可能にすることである。それこそが祖父、吉田以来の
日本の課題の達成であり、麻生首相に託された天命であろう。
日本周辺諸国の激変に目を移せば、日本の対応は待ったなしだ。
中国は正式に空母建造を宣言した。ウクライナから購入した「ワリャーグ」を含めて中国自身が
建造する2隻と合わせて、空母3隻体制の海軍大国、中国が、近い将来私たちの眼前に姿を見せる。
アジア唯一の空母保有国となる中国は、従来にもまして、軍事力を背景に外交上の要求を実現していくだろう。
中国はこれまでも長年にわたって東シナ海で日本の海を侵してきた。天然ガス田に関して、
日本が試掘の可能性に言及しただけで、中国側は軍艦を派遣して対抗すると、複数回にわたって
恫喝(どうかつ)した。軍事力で支えられた中国外交は、すでに日本に対して
その軍事力の果実を得てきているのだ。
日本側は、首相自らが「お友達のいやがることはしない」と愚にも付かないことを語り、中国の日本への
侮りを増幅させた。日本側が糠(ぬか)喜びした“共同開発”も現状維持の“合意”も、中国にとっては
何の意味も持たない。覇気なき日本の姿に、中国側はさぞかし自信をもってガス田開発を進め、
樫(中国名・天外天)での掘削を続けたことであろう。
日本はあらゆる意味で足元を見られているのである。中国同様、米国の新政権も、日本の覇気の欠如に
加えて、安全保障の法的基盤の未整備という国家とはいえない欠陥を放置し続けるわが国の足元を見ることだろう。
だからこそ、首相は一連の対策に、全力でとり組まなければならない。それを成し遂げれば、祖父の志は
実現される。首相の掲げた「自由と繁栄の弧」の旗も輝く。その一事をもって、首相は、自身の信念を貫き、
日本の国益に資すること、十分なのだ。
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://tottokotottoko.blog55.fc2.com/tb.php/3299-ef3374e8
    この記事へのトラックバック


    最近の記事


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。