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【社会】 婚活orおひとりさま…「日本の男は弱く、女はそんな男の面倒みるが嫌」「今は結婚とセックスが分離してるから独身もOK」

2008年12月11日 01:48

・当たり前のように所得が増え、周囲が結婚をおぜん立てしてくれる時代が終わったら、結婚に
 踏み切れない大勢の未婚者が残った。最後まで一人で生きようと腹をくくるべきか、それとも
 結婚に向けて努力すべきか…。「おひとりさま」「婚活」という新語で時代を読み解く2人が、
 迷う男女に人生指南する。

◇男も女も「ずるずる」が問題--白河桃子さん(ジャーナリスト)
 未曽有の結婚難時代なんです。若者の4人に1人は一生結婚しないと予想されています。事実、
 日本の未婚率(05年統計)は30代前半で男性の47%、女性の32%。30代後半を見ても男性の
 30%、女性の18%が結婚していない。結婚したいのに、結婚できない男女が多いことが問題です。

 婚活とは男女が結婚を目的とした出会いを探して積極的に活動すること。合コンに参加するとか、
 結婚情報サービス会社に登録することです。就職には就活が必要なように、結婚には婚活
 (結婚活動)が必要な時代です。なのに多くの日本人は「結婚は自然にできる」と思いこんでいる。
 実際は昔も自然な結婚は少なかった。昔は見合い結婚。60年代半ばを境に恋愛結婚のほうが
 多くなるが、それでも職縁結婚が多かった。会社にお嫁さん候補の若い女性が事務職としていたため、
 会社と家を往復していても結婚できたわけです。つまり社内集団見合い結婚。ところが80年代
 以降に恋愛市場が自由化され、誰かが世話をしてくれるというシステムが崩壊した。さらに就職
 氷河期で花嫁候補の採用もなくなりました。

 団塊ジュニアは不況に直撃され、30歳までに何度も転職するなど自分の面倒をみるだけで
 精いっぱい。「男性に養ってもらいたい」と考える女性の結婚は難しくなる一方です。

 婚活の利点の一つは子どもが持てること。日本では結婚しないと出産しにくいので、少子化が
 進む。婚外子が半数以上のフランスとは事情が違います。少子化の原因の一つは未婚化なので、
 児童手当などの子育て支援だけでは子どもの数はなかなか増えないでしょう。
 また、結婚して共働きの場合は両輪経済なので、失業や病気のときに経済不安に陥るリスクを
 回避しやすい。
 早くに「おひとりさま」を決意して経済基盤や人間関係のネットワークを整えた人は問題ない。
 問題なのは「いずれは結婚するだろう」と思っている男女なんです。ずるずると「結婚待ち」を
 している間に資産の形成が遅れる。特に男性は結婚しないとなかなか貯金ができない。

 日本人は元来、恋愛能力が高くない。20代では「恋愛はめんどくさい」という恋愛低体温症が
 増えている。人間関係のストレスに弱く、結婚して親族関係のストレスが増えることを嫌がる。
 男性はコミュニケーション能力が低く、うたれ弱い。女性は傷つきやすい男性の面倒をみるのが
 めんどくさい。

 こうした男女は自分の希望や欲望を相手に伝えてすり合わせる作業ができません。「結婚したいの?
 遊びなの?」と聞くこともせず、お互い見合っているうちになんとなく別れるケースが多い。
 日本の男性は、自己主張して「すり合わせ」を要求する西欧女性と交際すると、鍛えられるかも
 しれません。女性には「王子様は待っていても永遠にこない。結婚したい人は受け身で待って
 いてもだめ。狩りに出よ」と言いたい。

◇「一人」もライフスタイル--上野千鶴子さん(東京大学大学院教授)
 結婚が永久就職である時代も、経済的依存を可能にする時代もとっくに終わっているのに、
 なんで今時、「婚活」なんていう古い話が出てくるんでしょうね。結婚というものにインセンティブ
 (意欲を引き出す刺激)がそれだけなくなったということですから、無理にすることはないんですよ。

 結婚は生活していくための「生活保障財」から「ぜいたく品」に変わりました。だから求める条件が
 上がったのです。そうなれば、当然マーケットは縮小し、マッチメーキングが難しくなる。それで
 8割以上が結婚願望を持つにもかかわらず、結婚に踏み切らない人が増えたというわけです。
 でも、どうってことはない。すべての男女が父や母になる人口爆発時代が終わったと思えば
 いいのです。明治時代前は、人口の2割程度が生涯非婚者でした。
 シングルライフの「おひとりさま」に、不利益はありません。かつては公団住宅に入居できないとか
 融資を受けられないなどの社会的差別がありましたが、それもなくなってきています。これまでは
 常時セックスできるパートナーがいないということが不利益と見られていましたが、近年はセックスと
 結婚が分離しましたから、何の問題もなくなりました。男性シングルも、コンビニのお陰で、家事能力が
 低くてもシングルライフは可能で、生きやすくなりました。

 誰が、何のために、婚活を促進したいと思っているんでしょう? 国が少子化を防ぐためなら、
 シングルでも安心して産み、子育てができる環境を整備してほしいものです。

 女性の晩婚、非婚が進んだのは、経済力があるか、さもなければ親にパラサイトできるからです。
 将来、親の資産が転がり込むと期待しているから、資産を形成する動機もない。親も「自立せよ」
 とは言わない。

 かつてのように結婚が生活保障財になると、家庭は逃げられない強制収容所になります。DVと
 依存が待っているだけ。実際DVは若年層でも少しも減っていません。それならば介護を
 引き受けて親にパラサイトしている方がマシでしょう。結婚離婚の自由がある社会は、そうでない
 社会よりもはるかによい社会です。結婚の安定性がものすごく低下しているのに、婚活を
 唱えるのは、時代錯誤ですね。

 婚姻率は日本の工業化と同時に上昇しました。40歳になる前に一度でも結婚したことがある
 累積婚姻率は60年代にピークを迎え、男性97%、女性98%でした。「国民皆婚社会」で、
 男性はコミュニケーション能力がなくても結婚してセックスする相手を確保できた。
 でもコミュニケーションがないセックスは買春や強姦(ごうかん)と変わりません。

 人はどっちみちおひとりさまになります。遅いか早いかの違いだけ。一人でいることを基本に
 すればいいのです。おひとりさまはライフスタイルの一つ。家族として過ごす時間は人生のある
 一時期にすぎません。(以上、一部略)

 http://mainichi.jp/life/ecology/select/news/20081208dde012040030000c.html
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