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【宮城】「私は24時間市長であり、プライベートはない。百パーセント公務」 仙台市長、行き先不明のタクシーチケット120万分について

2008年11月29日 05:25

仙台市の梅原克彦市長が2006年4月から2年半の間に使用した市のタクシーチケットのうち、
行き先が記入されていないものが約120万円に上ることが27日明らかになった。
梅原市長は同日、河北新報社の取材に対し、市のタクシーチケットの使い方について、
「行き先を書かないことはやむを得ない」と強調した。一問一答は次の通り。

―市内部の申し合わせ事項では、行き先は明記するよう定めており、監査委員の指摘もあった。
記入しないのはなぜか。
「市長の仕事は非公式な会合や交渉事も多い。相手が誰かを推測されるような記録を残すことは、
相手に迷惑をかけることになるので十分に配慮しないといけない。市のルールや監査委員の指摘は分かるが、
機密の保持を考えれば原則通りにはいかないこともある」
「市長がどういった所に動いたかということは重要な情報のヒントになる。仕事の性格上、ある程度、
弾力的な運用もやむを得ない」

―行き先を書かなくては、本当に公務に使っているのか証明できない。
「公私の区別は厳密にしており、百パーセント公務に使っている。それは国家公務員時代や市長になってからの
私の仕事ぶりを見てもらえれば、市民には理解してもらえるはずだ。そもそも、私にはプライベートは一切ない。
24時間市長として一生懸命、仕事をしている」

―仙台市はゼネコン汚職事件などを経て、公金の使用の透明化に取り組んできた。その歴史をどうとらえているのか。
「市長になる前のことで、話としてしか知らない。不幸な出来事だった。私も東京にいたが恥ずかしかった」

―今後も行き先を書かないつもりか。
「今後のことは職員と相談し、対応も含めて工夫してみたい」
<トップ示しつかぬ/仙台市民オンブズマン・庫山恒輔元事務局長>
市のタクシーチケットは公金。何の目的で、どこに行くのに使ったのかが市民が分からないような扱いは、
公金の使い方として極めて不適切だ。使途不明金といえる。
市長がいくら「公務で使った」と主張したとしても、行き先を説明できないのでは私的に使っていたり
第三者に渡していたりする可能性を推測されても仕方がない。
1990年代、仙台市と宮城県は中央官僚への官官接待などずさんな公費の使い方が常態化していた。
われわれは情報公開請求で実態を明らかにし、役所も食糧費やタクシーチケットの使い方の改善に取り組んだ。
梅原市長はそうした仙台の負の歴史を受け止めていないようだ。
組織のトップとして示しがつかないし、市役所全体が公金をだらしなく使っていると見られかねない。
行き先を書かせないままにしている市長の周囲もよくない。
そもそも、梅原市長には専属の公用車が与えられているはず。こんなにタクシーを使う必要があるのか、疑問だ。
(一部省略)


ソース:河北新報
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081128t11042.htm
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