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【国際】ナチス時代からの「既得権益」の壁も崩壊…煙突掃除職人、外国人にも門戸開放 ドイツで法改正

2008年11月19日 23:24

煙突掃除の“壁”も崩壊 外国人職人に門戸開放 ドイツで法改正

 ドイツ伝統の黒い職人服に身を包み、長いロープにタワシを付けて煙突の内部を掃除する-。
本格的な冬が到来するのを前に、ドイツの旧式家屋に設置されている煙突の掃除に関する法律が
変更されることになった。もともと、ナチス時代に制定され、ドイツの煙突掃除職人の既得権益を
守っていた法律でもあったが、欧州連合(EU)の圧力もあって、外国の職人に自由参入を
認めることになった。

 「煙突掃除法」は、独裁者ヒトラーが政権をとった1930年代に制定された。ナチス幹部の
ヒムラーが導入したことに象徴されるように、当時、職人は生粋のドイツ人に限られ、
ナチス政権に反抗的な世帯を監視する役目も担っていた。

 戦後の69年にこの法律を引き継いだ旧西ドイツは法改正を行い、条文上は外国人の参入も
認められることになった。しかし、国内は統一後も煙突掃除業界によって7888カ所の
「煙突掃除区」に分割され、各世帯が掃除を頼む場合には、地元の職人に依頼せざるを
得ないなど、事実上、外国人を締め出す内容となっていた。

 競争原理が働かないため、フランスでは専門業者が人口100万人あたり3社しか
存在しないのに対して、ドイツには97社も存在した。職人の態度も自然と横柄となり、
ドイツ国内でも批判が沸き起こっていた。

 EUは2003年から、ドイツ政府に法改正を要求。ドイツ連邦参議院(上院)が
最近、改正法案を可決した。

 ドイツ国民は今後、分割区以外の職人も自由に選べるほか、これまで“ぬるま湯”に
つかっていたドイツの職人も、競争激化に備え、副職を持つことが可能となった。
煙突掃除の料金は、1回150ユーロ(約1万8000円)前後。早くも、安い賃金で働く
ポーランド職人が、ドイツ進出を狙っていると指摘されている。

MSN産経ニュース【ベルリン=黒沢潤】(2008.11.19 18:54)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/081119/erp0811191856005-n1.htm
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