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【神奈川】 横浜市立学校、児童・生徒によるトイレ清掃をおよそ三十年ぶりに復活へ 教職員から賛否両論

2008年11月06日 02:50

横浜市教育委員会が、特別支援学校を除く全市立学校計五百校で、児童・生徒によるトイレ
清掃をおよそ三十年ぶりに復活させることが四日、分かった。対象は小学三年生以上の予定。
今月中旬以降、モデル校の小中学校十校前後に順次導入し、二〇〇九年度を試行期間と
位置付けた上、一〇年四月から全校で本格実施する。教職員からは「身の回りのことを自ら
できるようになるのは重要」「感染症など衛生面に問題がある」など賛否両論が出ている。

 市教委によると、県内の公立学校では、横浜市の児童・生徒だけが全くトイレ清掃をしていない。
トイレという共有スペースの便器や床、ドア、ノブなどを掃除することで、物を大切にする心や
規範意識を養おうという狙い。少子化の影響からか、個人中心の考え方をしがちな子どもが
増えているため、「公共の精神」を育てる目的もあるという。

 学校関係者のひとりは「トイレへの落書きや破損を含む暴力行為の件数が、〇五年度に
過去最高に達したことも影響しているのではないか」と指摘する。

 過去に児童・生徒がトイレ清掃を実施していたこともあったが、一九七〇年代後半以降は
「校務員の業務」と位置付けられてきたという。現在、小学校は昼休み、中学校が放課後に
トイレを除く掃除を行っており、トイレ清掃もこの時間帯に行う予定。

 トイレ清掃の復活は教職員の反応を二分。反対派は「ノロウイルス
やO―157などに感染しない対策が取れるのか」と指摘。賛成派は「トイレをきれいに使うように
なる」「身の回りのことを自らできるようになるのは重要」と主張する。

 モデル校となった中学校の男性校長は「トイレ清掃を通して、自ら社会を良くしていこうという
心を養いたい。衛生面には細心の注意を払っていく」と話している。

http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiioct0810955/
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