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【調査】携帯電話の脳腫瘍リスクを調べる史上最大の調査、中間報告は最悪

2009年01月12日 23:26

Interphoneが携帯電話ががんの原因になるかどうかを調べる史上最大規模の研究を進めています。13カ国の
患者から6400もの腫瘍の症例を集めて検証中のもので、2009年初頭には最終結果が出るんですが、
その中間報告が、なんとも最悪な結果なのです。

この調査でイスラエル人研究者たちが発見したのは、携帯電話を使う人は使わない人より脳腫瘍ができる
確率が50%も高いこと。

Interphoneが英国、デンマーク、ノルウェイ、スウェーデン、フィンランドと行った共同調査でも、
携帯利用10年を超える人は腫瘍ができるリスクが40%高いことが分かってます(利用10年未満の人に
リスクは認められなかった)。

今年9月に議会小委員会の聴聞会で携帯電話のリスクについて話したアルバニー大学健康衛生環境
研究所デビッド・カーペンター(David Carpenter)所長のように、このInterphoneの調査結果に
ついては「携帯電話の安全性の決定打」と見る専門家もいます。

過去数年の間に出た調査結果は他にもあるんですが、母数が足りないんだとか。それと、脳腫瘍は
大概のケースでは10年置かないと発症してこないものなのに、利用開始から数年後の影響を見る調査が
大多数なので、統計としては使いものにならないんだそうです。

Interphoneでは短期と長期の利用の両方の影響を調べてるところがポイント。ただし、「普通」の
利用を「週1回の通話」と定義してるので、いくらなんでも少ない…。もっと頻繁に使う人の影響を
過小評価してるかも、という懸念は残りますね。

「たばこの喫煙が死因になることが分かった時より、これは怖いニュース」と、PopSciブログは紹介
してますけど、確かに今は園児からシニアまで携帯はみんな使ってますから影響はずっと大きそう。
僕は滅多にiPhoneで電話しないのでラッキーなのかな…。

携帯ががんの原因と分かったら、みなさんならどうします?


[Pop Sci]

matt buchanan(原文/訳:satomi)

*********************************************************************************************

携帯電話の脳腫瘍リスクを調べる史上最大の調査、中間報告は最悪 : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン),
ガジェット情報満載ブログ
http://www.gizmodo.jp/2009/01/post_4847.html
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【社会】農作業の負担を減らすパワーアシストスーツを開発 2、3年後に実用化を目指す…東京農工大学

2009年01月12日 23:20


高齢化の傾向にある農家の人たちの作業負担を軽減しようと、東京農工大学は
農作業のサポートをするロボットを開発した。

東京農工大学が開発したロボットの「パワーアシストスーツ」は、全身に装着
することで腰や関節を支える役割を果たし、ひざの屈伸や、腕の上下運動など
農作業に伴う動作をサポートする。

ロボットには音に反応するセンサーがついていて、作業をしている人は声で
ロボットの動きをコントロールできる。

東京農工大学は、「2、3年後には50~100万円の価格で実用化を目指したい」と
している。

▽画像:パワーアシストスーツを使い農作業
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/uploads/photos0/786.jpg
▽FNNニュース ※ソース先に動画があります。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00147295.html

【研究】 「物体を空中浮遊させる方法」、ついに発見…米国の科学者ら

2009年01月09日 05:10

★米研究チーム、物体を空中浮揚させる方法を発見

・米国の科学者らが7日、量子力学の原理を利用して小さな物体を空中に浮揚させる方法を
 発見したと明らかにした。小型のナノテクノロジー装置の製作などに利用できる可能性が
 あるという。英科学誌ネイチャーで発表した。

 ハーバード大学で応用物理学を研究するフェデリコ・カペッロ教授らのチームは、互いに
 反発し合う分子を使い、分子レベルで作用する力を研究してきた。
 研究チームによると、反発作用で分子が空中に浮いた状態となり、それを利用することで、
 小さな装置に摩擦がない部分を作り出すことができるという。

 同チームでは、この技術を利用すれば、手術から食料や燃料の生産、コンピューター速度の
 向上といった分野に応用できる小型装置を製作できる可能性があるとしている。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090108-00000601-reu-int

【宇宙】コロラド州でも大規模な火球が観測、明るさは満月の100倍[12/08]

2008年12月10日 01:59

現地時間で6日にかけて米コロラド州で大規模な火球が観測されていたことがコロラド州の
クラウドベイト天文台(Cloudbait Observatory )の発表により明らかとなった。

 クラウドベイト天文台の全天観測ビデオカメラが記録した観測データによると、米山岳部
標準時(MST)で6日午前1時6分。火球は北から南へかけて約1秒間に渡って夜空を流れた
後、閃光を放って爆発を起こした模様だ。

 クラウドベイト天文台では火球が爆発を起こした際の明るさは満月の100倍にも及ぶ
ものだったと述べた上で、規模から考えて多数の目撃者が居た可能性があるとして、
地域住民に対して情報提供を呼びかけている。

 北米大陸では11月20日にもカナダ西部にあるアルバータ州で大規模な火球現象が観測。
カナダのアルバータ州で観測された「サスカチュワン火球(Saskatchewan fireball)」は爆発
と共に、瞬間的に辺りを昼間のように照らし出すなど、近年稀にみる大規模なものだったこと
が分かりつつある。

 クラウドベイト天文台では、6日に観測された火球は同天文台で観測された火球としては
過去7年来で最大規模のものだったと述べている。

 カナダに続いてコロラド州も大規模な火球が観測されたことを受けて、何らかの流星現象
が起きているのではないかとする見方もでてきている。

 火球とはいわゆる「流星」現象を示す天文用語。特に、明るい流星を火球と呼ぶ。

(ニュースソース) technobahn
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200812081202 

【脳】人の災難を喜ぶいじめっ子の脳 感情の統制に関係する脳内のある部位が活動していない

2008年12月10日 01:57

<人の災難を喜ぶいじめっ子の脳>
John Roach
for National Geographic News
November 7, 2008

脳のCTスキャンを使用した最新の研究によると、すぐにけんかを始める、うそをつく、
物を壊してはしゃぐ、そんないじめっ子の脳には、他人の苦しみを見ると喜びを感じる
回路が備わっているかもしれないという。今回の最新研究は、「Biological Psychology」誌の
最新号に掲載される。

研究チームの一員でシカゴ大学の心理学者ベンジャミン・レイヒー氏は、「この発見は
予想外だった」と話す。研究チームでは、いじめっ子は他人の苦痛を目撃したときに
なんの反応も見せないだろうと予想していた。なぜなら、彼らは冷酷で、感情を高ぶらせる
ことがないために、例えば良心の呵責(かしゃく)を感じることなくおやつ代を盗むことが
できると考えていたからだ。

レイヒー氏は、「人が他人の苦痛を目にすると、自身が苦痛を経験したときと同じ脳内領域が
光ることはこれまでの研究で判明していた。感情移入を示す反応だ」と話す。今回の最新研究では、
いじめっ子の脳の場合、該当領域がさらに活発に活動を行っていることが判明した。

しかし、いじめっ子が示す感情移入反応は、扁桃体(へんとうたい)と腹側線条体(ふくそく
せんじょうたい)の活動によってゆがめられたものだと思われる。扁桃体や腹側線条体は
脳内領域の中で報酬や喜びに関係すると考えられている部位である。「つまり、いじめっ子は
人の苦痛を見るのが好きだと考えられる。この考えが正しい場合、彼らは弱い者いじめを
して他人を攻撃するたびに心理的な報酬を受け取り、反応の強化が進んでいることになる」
とレイヒー氏は話す。

今回の最新研究では、うそや窃盗、公共物破損、弱い者いじめといった経歴を持つ
16~18歳の少年8人の脳活動を検査した。8人の少年は臨床分野で攻撃型行為障害
(aggressive conduct disorder)と呼ばれる症状を持っており、そのような経歴を持たない
同年代の少年グループとの比較を通じて調査が行われた。

検査では、苦痛の状況を描く短いビデオ映像数本をいじめっ子グループに見せた。
映像には、つま先に金づちが落ちるシーンなど不慮の事故を描くものと、ピアノの演奏中に
ふたを閉め演奏者の指を挟むシーンなど意図的な行為を描くものが含まれていた。

脳のCTスキャンを行った結果、喜びに関係する脳内領域と、苦痛に関係する脳内領域の活動が
判明し、さらに、感情の統制に関係する脳内のある部位が、いじめっ子の脳では活動していない
ことが明らかになった。言い換えると、いじめっ子は、例えば昼食の列に並んでいるときに子どもが
誤ってぶつかってきた場合などに、自分を抑制するメカニズムを欠いていることになる。

「自己制御を欠いている点を処置する、あるいは埋め合わせる治療法を開発する必要がある
だろう。いじめっ子が自己制御を欠いているのは事実だと考えているし、他人を傷付ける
たびに心理的な報酬を受け取り、反応の強化が進む可能性がある」とレイヒー氏は語る。

クレムゾン大学家族・近隣生活研究所でオルヴェウスいじめ防止プログラムを担当する
マレーネ・スナイダー氏は次のように話す。「今回のテーマについて脳撮像による科学的
調査で次第にさまざまなことが発見されるのは驚くことではない。脳がどのように機能して
いるのか、その解明は始まったばかりなのだ。脳の仕組みの理解が進めば、有意義な
関与方法を見いだすことができるようになるだろう」。

記事引用元:National Geographic(http://www.nationalgeographic.co.jp/index.html)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=8967503&expand

2008年11月に発表された研究によると、いじめっ子は、ピアノの演奏中にふたを閉め演奏者の
指を挟むシーン(右)など他人に苦痛を与える状況を描くビデオ映像を見たときに、喜びに
関係する脳内部位が活発に活動したという。被験者は人が傷つくのを見て楽しんでいたようだ。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/bigphotos/images/081107-bully-brain_big.jpg

【研究】 ”生きた癌だけ光らせる技術を開発” 癌治療に明るい兆し・・東京大学

2008年12月09日 03:52

蛍光物質を取り込ませて生きたがん細胞だけを光らせる技術を、東京大学の浦野泰照
准教授らが開発した。

 将来は、ミリ単位の小さながん細胞を肉眼で確認しながら、手術することが可能になると
期待される。

 科学誌「ネイチャー・メディシン」に8日発表した。

 がん細胞は、正常な細胞は取り込まない特殊なたんぱく質を、リソソームと呼ばれる、
弱酸性の細胞内小器官に運び込む性質がある。浦野准教授らは、この特殊なたんぱく
質に、弱酸性に反応して光る有機物質をくっつけて、肺にがんのあるマウスに注射した。

 1日後に、マウスの胸を開くと、肺に1ミリ程度のがんの塊が光っているのが肉眼で確認できた。
また、死んだ細胞では光が消えることもわかった。

 浦野准教授は「がんだけが取り込むたんぱく質は複数知られており、様々な種類のがんに
応用できる。米国で、臨床試験を計画している」と話している。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20081208-OYT1T00256.htm

# 【人体】陸上男子100メートルは「9秒48が人類の限界」 マラソン好きの米研究者推定

2008年12月08日 00:40

人類は究極的に100メートルを何秒で走れるのか? 

マラソン好きの米国の海洋生物学者が、1920年代以降の陸上競技について
世界記録の推移を調べ、統計学的なモデルに当てはめたところ、
男子100メートルの限界は9秒48だった。

スタンフォード大のマーク・デニー教授が、米国の実験生物学専門誌に論文を発表した。

記録が同じペースで伸びると考える統計モデルよりも、いずれは頭打ちになるモデルが
実態によく合っていると考えられ、後者のモデルを使っていろいろな距離での人類最速を推定した。

その結果、男子は100メートルからマラソンまで、現時点で最速に達している競技はなく、
100メートルの最速は9秒48と推定された。
現在の世界記録は北京五輪でウサイン・ボルト(ジャマイカ)が自身の記録を0秒03更新した
9秒69で、まだ0秒21の余地がある。
マラソンは9月のベルリン・マラソンでハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)が出した
2時間3分59秒が世界記録だが、最速は2時間0分47秒と推定した。

女子の100~1500メートルは70年代にほぼ最速に達したが、長距離ではまだ記録が伸びている。
マラソンは2時間14分58秒と推定しており、ポーラ・ラドクリフ(英)が
03年のロンドン・マラソンで出した世界記録2時間15分25秒は最速に近い。

米国の競馬と、英国のドッグレースの公式記録から、馬と犬の記録の伸びも調べたところ、
40~50年代に最速に達していることがわかった。
競走馬や競走争犬は、走りに徹した品種改良が進んだことなどが理由と考えられている。


ソース:asahi.com
http://www.asahi.com/sports/update/1203/TKY200812030239.html

【宇宙】NASA、フェニックスとの交信を断念

2008年12月08日 00:22

via NASA

NASAは12月1日、活動が停止したフェニックス・マーズ・ランダー(Phoenix
Mars Lander)との交信を断念すると発表した。

フェニックスは先月、電力不足により活動が停止し、NASAによって発表された。
チームはその後、火星探査機のマーズ・オデッセイとマーズ・リコナイサンス・
オービタ(MRO)を使って、フェニックスの復活を期待し、約1ヶ月間に渡って
交信が続けられたが、フェニックスはそれに応じることはなかった。

「変わりやすい火星の天気がフェニックスとの通信を途絶えた原因だった。
我々は天気が再び変わることで、またフェニックスと交信できるかもしれない
と願っていた」
フェニックスについて、ミッション・マネージャであるNASAジェット推進研究所の
クリス・レビツキ氏(Chris Lewicki)はこのように述べた。

フェニックスは2007年8月に打ち上げられ、2008年5月に火星の北極に軟着陸した。
当初のミッション期間は3ヶ月だったが、5ヶ月以上稼動し、水や過塩素酸塩の
存在確認など、様々な成果を挙げた。

ソース:http://www.sorae.jp/031006/2716.html
画像:http://www.sorae.jp/newsimg08/1204phoenix.jpg
Sorae.jp 2008年12月4日


【参考】
■NASA
NASA Finishes Listening for Phoenix Mars Lander
http://www.nasa.gov/mission_pages/phoenix/news/phoenix-20081201.html
■Astro Arts
NASA、フェニックスとの交信を断念
http://www.astroarts.co.jp/news/2008/12/04phoenix/index-j.shtml

【iPS細胞】サルのiPS細胞作り成功 北京大などのチーム、世界初

2008年12月08日 00:22

サルの皮膚から万能細胞の一つであるiPS細胞を作ることに、北京大学などの
中国チームが世界で初めて成功した。

将来、iPS細胞を治療で活用する際の安全性確認には人に近いサルでの検証が
必要といわれている。4日付の米専門誌セル・ステムセル(電子版)に発表する。

チームは、アカゲザルの耳から皮膚細胞を取り、京都大が開発したのと同じ四つの
遺伝子を導入してiPS細胞を作った。

日本でも慶応大や滋賀医大などで別の種類のサルについてiPS細胞作製を伴う
研究が始まっているほか、米国やフランスなどでもサルiPS細胞を使った安全性
確認試験のための基礎研究への関心が高く、研究も始まっているとみられる。
そんな中、幹細胞研究の新興国である中国が存在感を示した。

北京大のチームは、「将来、安全性チェックにも使えるだけでなく、生息数が減っている
キンシコウなどの種を守る技術にもなりうる」としている。

ソース:http://www.asahi.com/science/update/1203/TKY200812030299.html
朝日新聞 2008年12月4日17時16分

【参考】
■Cell Stem Cell
http://www.cell.com/cell-stem-cell/home

自分の体と他人の体が入れ替わったように錯覚させることに成功=カロリンスカ研究所

2008年12月07日 15:25

「入れ替わり」の錯覚に成功、スウェーデン神経学チーム

【12月4日 AFP】スウェーデン最大の医学系大学であるカロリンスカ研究所(Karolinska Institute)は
3日、同大の神経学チームが、被験者に自分の体と他人の体が入れ替わったように錯覚させること
に成功したと発表した。

 研究を率いた同研究所のヘンリック・エールソン(Henrik Ehrsson)氏は実験結果について「身体的
自己に対する脳の知覚を、容易に変えられることを示している」と述べ、感覚的印象を操作することで、
体外離脱を感じさせるだけでなく、他人の身体を自分のものと錯覚させることも可能だと説明した。

 実験の1つでは、マネキンの頭部に2台のカメラを取り付け、被験者には2つの小型スクリーンを
仕込んだ眼鏡を掛けさせた。このスクリーンとカメラを接続し、マネキンが「見る」ものを被験者が
見ている状態にした。そして、マネキンと被験者の頭部を同時に下に向けると、被験者は本来の
自分の身体ではなく、カメラを通して見えたマネキンの体の映像のほうを自分の体だと認識した。

 また、棒を使って被験者とマネキンの腹部に触れる実験では、被験者はマネキンと自分の体が
入れ替わったように錯覚した。被験者とマネキンの腹部を同時に触ると、被験者はマネキンの腹部
が触られているのをカメラを通じて見るだけで、自分の腹部が触られているところは見なくても、
自分の腹部も触られていると実感した。被験者は「マネキンの体が自分のものだと強く感じた」という。

 もう1つの実験では、カメラを別の人物の頭部に設置し、被験者にはスクリーン付きの眼鏡でその
映像を見せた。この人物と被験者が互いに向き合って握手をすると、被験者はカメラが映しだす
自分の姿ではなく、カメラを付けた別人の体が自分のもので、自分自身と握手をしたように錯覚した。
この錯覚は、被験者と別の人物の性別が異なっても起きたが、いすなどカメラを取り付けた対象が
物だった場合には起きなかった。

 研究結果は、バーチャルリアリティーやロボット技術で実用化が可能で、さらにほかの分野で利用
できる可能性もあるという。「自分自身を知覚する仕組みや、自分が一定の集団に属していると考える
仕組みについて疑問を呈することができる。先入観を打ち砕くことも可能かもしれない。教育・医療
分野からゲームにまで使用できる可能性がある」とエールソン氏は指摘した。
(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2545680/3582860


Petkova VI, Ehrsson HH (2008)
If I Were You: Perceptual Illusion of Body Swapping.
PLoS ONE 3(12): e3832. doi:10.1371/journal.pone.0003832
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0003832

【宇宙】木星の5倍の太陽系外惑星、オランダの学生が発見

2008年12月07日 15:22

オランダのライデン大学(Leiden University)の学生グループが、
研究活動中に太陽系外の新惑星「OGLE-TR-L9b」を発見し、
話題となっている。

この新惑星は大きさが木星の約5倍もあり、高速で自転する高温の
恒星の周りを2.5日で公転するが、高速で自転する高温の恒星を
公転する惑星が発見されたのは初めて。

また、恒星との距離が太陽-地球間のわずか3%と近距離にあるため
非常に高温だが、恒星自体も惑星を持つものとしては、これまでに
発見された中で最も高温だという。

ソース:http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2546192/3584377
AFP BB NEWS 2008年12月06日 15:34

【物理】「普遍的な質量の定義」 “人類が手にした最も丸い球体”の体積をひたすら測る 産総研が国際実験

2008年12月07日 15:21

“人類が手にした最も丸い球体”が茨城県つくば市の産業技術総合研究所にある。

産総研では、欧米の研究所と協力してこの“玉”の体積をひたすら正確に測っている。
その測定結果によって「質量」の歴史が変わるかもしれないという。

玉はケイ素(シリコン)結晶で作られ、表面の凸凹は最大でも二万分の一ミリ。
玉は数個あり、その一つは「直径九・三六一八八五二センチぐらい」。
というのは八けた目に誤差があるからだ。誤差をさらに三分の一に抑えるのが目標という。

これほど詳しく測るのには、もちろん訳がある。

 
 ■変化する1キログラム?
パリ郊外の国際度量衡局(BIPM)にある「国際キログラム原器」。
この分銅が世界の質量の基準だ。一八八九年にメートル条約で決められた。
現在、一メートルの長さは光速を基準に定め、一秒の長さはセシウム原子核の発振から決められる。
だが一キログラムは十九世紀の分銅のままなのだ。

原器の質量を基に世界中のはかりが調整される。災害で原器が壊れたら同じものは作れない。
産総研の藤井賢一流体標準研究室長は「原器は水分や有機物が付着して重くなり、
洗うと軽くなると言われる」と説明する。
原器自体が質量の基準なので、百年余りの間にどう変化したのか正確に測る方法はない。

そんなわけで、物理定数を使った普遍的な質量の定義が提案されるようになった。
例えば「炭素原子○○個の重さを一キログラムとする」という方法だ。
炭素には重さの違う同位体がいくつかあるが、この場合は炭素12を使う。

これならいつも正確な一キログラムが決められる。ただ「○○個」を正確に決めなければならない。
それが難しい。

 ■原子を数える
物質中の原子の数は「アボガドロ定数」で示される。
藤井さんたちはここ数年間、BIPMや欧州、米国、オーストラリアと協力して
「アボガドロ国際計画」を発足させ、「○○個」の値、つまりアボガドロ定数を決める実験を重ねてきた。

炭素は測定が難しいのでシリコンを使う。シリコンの結晶一キログラムの中に、
何個のシリコン原子があるかを測れば、炭素原子の数に換算するのは簡単だ。

まず大事なのは一キログラムのシリコンの体積をきっちり決めること。それには球状に磨くのが一番だ。
多角形では、わずかに角が欠けて誤差が出るからだ。そのために作られたのが世界一丸い球体だ。

次に、シリコン結晶の原子と原子の間隔を正確に測り、玉の体積を原子の間隔で割れば
原子の数が出せる。
例えば小箱を段ボール箱に詰める場合、段ボール箱の体積と小箱の寸法が分かれば、
およそ何個詰められるか分かるのと同じだ。

 ■独自の技術
各国には得意技術がある。玉を磨くのはオーストラリア、原子間隔を測るのはイタリアや日本。
体積の測定は日本とドイツ。各国持ち回りで測定する。
藤井さんらは、レーザー光を使って数百方向から球体の直径を測り、体積を算出する装置を開発した。
「正確な波長で自由にレーザー光を出させる装置を組み上げるのに苦労しました」と
研究員の倉本直樹さん。この球の測定は産総研とドイツの独壇場だ。
韓国や中国も追い掛けるが「一から開発すれば十年近くかかる」という。

原器の質量が変化するといっても一億分の数キログラム程度。それ以上の精度で測定できないと
新しい基準として認められない。精度を上げるため、二年がかりで高純度にシリコン同位体を濃縮。
新たに球を作り測定中だ。

「原子数が精度よく決められつつある。二〇一一年に仏で開かれる国際度量衡総会で
新しい質量の定義が議論されるだろう」と藤井さんは期待する。
ソース:東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/technology/science/CK2008112502000156.html
玉の直径を世界最高精度で測る装置
http://www.tokyo-np.co.jp/article/technology/science/images/PK2008112502100056_size0.jpg
産業技術総合研究所
http://www.aist.go.jp/

【宇宙】「今後、宇宙飛行士は自分のおしっこを飲みます」…NASA、ISSに運ぶ尿浄化装置やトイレを公開(写真あり)

2008年11月17日 02:35

誰しもあまり気持ちのいいものではないだろうが、NASAは今回スペースシャトル・エンデバーが
ISS(国際宇宙ステーション)に運び込む予定の宇宙飛行士の尿を飲料水にリサイクルする装置の
詳細を公開した。

NASAの科学者たちは、今後は尿をリサイクルして、世界のボトル入り飲料水のどれよりもきれい
な飲料水に変える装置を使っていく予定だと語った。
マルチフィルタリングシステム(MF)を用いたこの装置は、蒸留、ろ過、イオン化および酸化などの
複雑なフィルタリング過程を経て尿を飲料水に変える。

この装置の開発リーダーであるNASAの科学者Bob Bagdigian氏は、この装置から流れ出てくる水
は爽やかでとてもおいしい水だと言う。「この“ろ水”は他のどんな水にもひけを取らない爽やかな
水です。私はこれで作った水を冷蔵庫に入れていますが、おいしいですよ」と、Bagdigian氏。
その水が他人の尿からのものか自分の尿から作ったものかは明らかにしなかった。

「気持ちが悪いと言う人もいるかもしれませんが、この水処理がちゃんと行われれば、あなた方が
これまでに飲んだどんな水よりきれいな水ですよ」と、Heidemarie Stefanyshyn-Piper宇宙飛行士
は言う。彼らは今日、この装置をISSに運び込む予定だ。
水を変換する装置はこれまで数億ドルの開発費を投入して長年研究されてきたもので、長期滞在
の宇宙飛行士にとって飛躍的な前進になる。
水は、とりわけ数ヶ月にもわたって金属に囲われて閉じ込められた宇宙空間で過ごす際には極め
て貴重なものだとNASAは説明する。
ロシアの宇宙ステーション「ミール」でも水の再利用が行われたが、空気中の湿気から飲用水を
取り出すといった全く別のシステムで、主要には地上から飲料水を運搬する方法をとっている。
しかし、これはあまりにもコストがかかり過ぎる。

尿から飲料水に再生する装置http://iss.jaxa.jp/iss/ulf2/mission/payload/mplm/images/wrs.jpg
トイレ http://iss.jaxa.jp/iss/ulf2/mission/payload/mplm/images/whc.jpg
寝室 http://iss.jaxa.jp/iss/ulf2/mission/payload/mplm/images/room.jpg
http://www.tomsguide.com/us/nasa-astronauts-iss-endeavour,news-2959.html

【国際】"最も遠い宇宙"をESOが撮影、地上からの紫外線観測で 117億光年先の無数の銀河

2008年11月16日 21:31


★ 117億光年先の無数の銀河=地上からの紫外線観測で最遠-ESO

欧州南天天文台(ESO)は15日までに、チリにある超大型望遠鏡(VLT)の紫外線観測
装置を使い、南半球の星座「ろ(炉)座」の方向にある約117億光年先までの無数の銀河
を撮影したと発表した。紫外線での観測は、誕生から間もない銀河を見つけるのに適して
いるが、地球の大気に吸収されやすい。地上からの紫外線観測では最も遠い宇宙の画像
という。

>>> http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=int_30&k=2008111500338
>>> http://www.jiji.co.jp/news/kiji_photos/20081115at38t.jpg

【脳】ヒトES細胞から大脳組織を作製…理研グループが世界初、大脳皮質特有の電気信号も出し自発的神経活動も確認

2008年11月06日 05:56

人のES細胞から大脳組織を作製…理研グループが世界初

 様々な臓器の細胞に変化できる人の胚(はい)性幹細胞(ES細胞)から、大脳の組織を
作り出すことに、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の
笹井芳樹グループ・ディレクターらが世界で初めて成功した。

 新型万能細胞(iPS細胞)でも可能といい、アルツハイマー病などの原因解明や再生医療、
新薬開発への応用が期待される。科学誌セル・ステムセル電子版で6日、発表する。

 研究グループは約3000個の人のES細胞を直径0・2ミリ・メートルの粒状に固め、
神経細胞に変化しやすくなる成分を加えて50日間培養。粒は大きさ1~2ミリ・メートルの
マッシュルームのような形に成長し、内側に胎児の大脳皮質と同じ4種類の神経細胞の層が
できていた。大脳皮質特有の電気信号を出すなど、神経活動も自発的に行うようになった。

 今後、大人の大脳皮質と同じ6層構造の組織作製を目指す。笹井さんは「生体により近い環境で、
薬の副作用やワクチン開発などの研究を進められる。将来は傷んだ神経の再生医療にもつながる」と
話している。

(2008年11月6日03時06分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20081106-OYT1T00009.htm?from=main1

【心理】赤い服を着た女性は「より魅力的に見える」 米大学が実験[08/10/29]

2008年11月04日 02:04

<赤い服を着た女性は「より魅力的に見える」、米大学が実験>

2008年10月29日 16:41 発信地:ワシントンD.C./米国

【10月29日 AFP】かつて『レディー・イン・レッド(赤いドレスの女)』というバラード曲が大ヒット
したが、このタイトルに全く新たな意味が付与されることになった。男性にとって、赤いドレスを
着た女性は「ホット」である、科学的に言えば「魅力的に見える」という研究結果が、28日発表
されたのだ。

米ロチェスター大学(University of Rochester)の研究チームは、若い男性を対象に、
「女性を見る目」に赤色がどのような影響を与えるかについて5種類の心理実験を行った。

実験では、そこそこ魅力的な女性の写真を、背景色だけ赤色、白色、灰色、緑色に変えた
ものを、被験者に短時間見てもらい、どれがいちばん魅力的かを答えてもらった。すると、
赤い背景の女性で最も肉体的・性的魅力を感じるとの回答が多かった。

次に、赤いシャツを着た女性と、青いシャツを着た同じ女性を見比べてもらった。
すると、被験者たちは「赤いシャツを着た女性の方をデートに誘いたい」と回答した。

■赤色と性的魅力の関係性

研究者らは、こうした「赤色と性的魅力との密接な関係」には生物学的な根拠があるとみている。 

たとえば霊長類のメスは、排卵期が近づくと、尻などの身体の一部の赤みが増す。
これは、オスの気を引くためと考えられ、実際にオスがこうしたメスに発情する傾向が強い
ことが、研究で確認されているという。

研究を主導したアンドリュー・エリオット(Andrew Elliot)教授(心理学)らは、今回の研究で、
女性が男性に対して抱いてきた印象、つまり「男は性の領域ではケモノになる」との考えが
裏付けられたとしている。

研究はまた、男性たち自身は「女性には思慮深さと洗練さをもって接している」と考えたがるけれども、
彼らの女性の好みは少なくともある程度までは「原始的」であるようだ、と結論付けている。(c)AFP

ソース引用元:AFP(http://www.afpbb.com/)
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2533200/3477599

【技術】誤差数千万年に1秒…「光格子時計」東大グループが実験成功

2008年10月29日 00:56

 数千万年に1秒しか狂わない現在最高水準の
原子時計の精度を上回る「光格子時計」の実験に、
香取秀俊・東京大学准教授らのグループが成功した。

 次世代の超高精度時計の有力候補と見られており、
科学誌ネイチャー・フィジックスに27日、発表する。

 世界の標準時を決めている現在の原子時計は、
装置の中で宙に浮かせたセシウム原子が出す光の周波数を
測定して、1秒を決める。これに対し、香取准教授らの光格子時計では、
前後、左右、上下の6方向からレーザーを照射して、原子を固定する
極微の「光の立体格子」を作製し、そこに原子をはめ込んで
周波数を測定するため、原子時計に比べて格段に正確な計測が可能になった。

 実際に、セシウムより周波数の高い10万個のストロンチウム原子を
この格子に1個ずつ固定し、2000兆分の1秒の細かさで時間を計ることに成功。
現段階では原子時計の2~10倍の精度だが、原子数を増やすことなどで
改良を加えれば、宇宙の誕生から現在までの時間に匹敵する100億年に
1秒以下しか狂わない究極の時計が、理論的には実現できるはずだという。


ソース:読売新聞 2008年10月27日
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20081026-OYT1T00650.htm

【感染症】「タミフル耐性」インフルエンザウイルス 昨冬、鳥取で高頻度で見つかる[08/10/21]

2008年10月24日 00:31

<「タミフル耐性」インフルウイルス、鳥取で高頻度…拡大警戒>

治療薬「タミフル」が効かないインフルエンザウイルスが昨冬、鳥取県で30%以上という
高頻度で見つかっていることが20日、国立感染症研究所の緊急調査で判明した。

26日から岡山市で開かれる日本ウイルス学会で発表される。今冬以降、全国的に
広がっていく可能性もあり、同研究所では引き続き監視が必要とみている。

同研究所では昨冬、欧州を中心に耐性ウイルスが急速に広まっているため緊急調査を実施。
全国の地方衛生研究所から送られてきたソ連型ウイルス(H1N1)1544株について、
耐性株かどうかを調べた。

その結果、全体では2・8%にあたる44株が耐性株だったが、鳥取県だけは68株のうち
22株(32%)と、耐性ウイルスの割合が特に高かった。隣接している島根県(1・2%)や
兵庫県(7・5%)では1割以下だった。

タミフル耐性ウイルスは昨年11月以降、欧州を中心に世界中に流行が拡大。
ノルウェーの67%をはじめ、欧州諸国全体で20%以上を占め、南アフリカなどではソ連型
ウイルスのほぼすべてが耐性ウイルスになっている。

鳥取県の耐性ウイルスは、主に小学生から分離した。欧州と米国でそれぞれ流行している
タイプが、同時に流行した可能性が高いという。

今後、ソ連型ウイルスが流行した際には、タミフル投与が必ずしも有効な治療でなくなる
可能性もある。

同研究所の小田切孝人・インフルエンザウイルス室長は「全国的にはまだ割合は小さいが、
今後の推移に注意が必要だ」と話している。

ソース引用元:YOMIURI ONLINE(http://www.yomiuri.co.jp/index.htm)2008年10月21日03時16分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20081021-OYT1T00014.htm

【医学】マウスの記憶の選択消去に成功、PTSDの治療に有効か

2008年10月24日 00:30


マウスの記憶の選択消去に成功、PTSDの治療に有効か

【10月23日 AFP】米ジョージア医科大学(Medical College of Georgia)はマウスを使った研究で、
マウスの記憶を選択的に消去することに成功したと、23日発行の医学誌「セル・プレス(Cell Press)」
に発表した。PTSD(心的外傷後ストレス障害)など、記憶に起因する障害の治療に応用される
ことが期待される。

 記憶は通常、獲得・連結・保持・想起(再生)の4段階に分けられる。各段階で一定の役割を
果たすとみられる「記憶分子」は、これまでの研究ですでに特定されている。

 今回、研究チームは、この記憶分子と呼ばれるタンパク質の一種、「CaMKII(カルモジュリン
依存性プロテインキナーゼII)」の活動を短時間で操る化学的な技術を開発した。CaMKIIは
脳細胞間の伝達において重要な役割を果たし、学習・記憶におけるあらゆる局面に作用する。

 チームは、CaMKIIを大量生産するように遺伝子を組み換えたマウスで、短期的・長期的な
恐怖の記憶や、新たな物体認識の記憶の再生を操作できるかどうか試験した。この結果、
記憶が刺激されたときに、マウス脳内のCaMKIIを操作できることを確認した。さらに脳が刺激に
関連する記憶を再生する能力を観察した。

 CaMKIIの操作によってチームは、刺激に関連する記憶の再生を遮断するだけではなく、
その他の記憶再生能力にはまったく影響を与えずに、該当する記憶だけを消去する技術を
発見した。

 研究を主導した同大のジョー・チェン(Joe Tsien)氏は、「記憶の選択消去はもはやサイエンス
フィクションの世界だけのものではない」と語る。チェン氏は1999年に学習・記憶能力を強化した
遺伝子操作マウス「ドギー(Doggie)」を開発したことでも知られる。

 同チームは、今回開発した新技術はまだごく初期の段階にあると強調するが、将来的には
戦争帰還兵などのトラウマ的記憶や深層心理に根付いた恐怖を消去するなど、PTSDなどの
治療に役立てられることが期待されている。
(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2531231/3457955

【生物学】「地球最強の生物」クマムシ、宇宙でも生存可能 [09/09]

2008年10月24日 00:29

クマムシにとっては小さな一歩だが、動物界にとっては大きな飛躍だ。
この地球上で最もタフな生物が、宇宙旅行から生還したのだ。

ほんの数系統の丈夫なバクテリアを除けば、他のどんな生物も死んでいただろう。
しかし、クマムシはこの宇宙旅行を、日ごろ暮らすコケの生えた地面が乾燥したときと同じ調子で乗り切った。

「クマムシには爪も目もある。正真正銘の動物だ。
そして、そのような動物が宇宙空間にさらされたのは今回が初めてだ」と
ドイツの航空宇宙医学研究所の微生物学者Petra Rettberg氏は語る。

欧州宇宙機関(ESA)が2007年9月に打ち上げた[宇宙実験]衛星『Foton-M3』には
クマムシを格納するシステムが搭載されていた(日本語版記事)が
Rettberg氏はこのシステムの設計に携わった

緩歩動物と総称されるクマムシは、裸眼でも見える8本足の無脊椎動物で
世界中に生息し、生物学の授業でお馴染みの生物だ。

クマムシは、生存に必要なものが極端に不足するときには代謝を停止できるほか
大量の放射能を浴びてDNAが損傷した場合には、これを修復することもできる。

この特性が科学者の好奇心を刺激し、ついには地球を回る軌道上にクマムシを打ち上げて
宇宙空間に直接さらす実験が行なわれることになったのだ。

「修復の具合――速度や効率、ミスがあるかないか――には差があるが
受ける損傷は基本的に同じだ」と、Rettberg氏は話す。

打ち上げ時、クマムシはあらかじめ乾眠(かんみん)と呼ばれる状態にされていた。
この状態のクマムシは代謝率が1万分の1まで低下しているため、空気がなくても
餌がなくても、水がなくても、摂氏150度以上またはマイナス150度以下の温度でも
生き延びることができる。

[クマムシは新陳代謝の速度を1万分の1に遅くして、水分消費量を通常の1%に抑えることが可能。
通常は体重の85%をしめる水分を0.05%まで減らし、極度の乾燥状態にも耐える。
7万5000気圧まで耐えるほか、ヒトのX線致死線量は500レントゲンだが、クマムシは57万レントゲン。
通常の条件で乾眠の状態から蘇生し動き回った最長期間は、公式な記録としては10年程度だが
冷凍状態や無酸素状態だと保存期間は伸びるという]

軌道に達すると、クマムシを入れた容器が開けられた。
一部のクマムシは低レベルの宇宙線だけを浴び
残りは宇宙線のほか、何も遮るものがない太陽光も浴びた。
すべてのクマムシが温度差の激しい真空の宇宙空間にさらされた。

宇宙線だけを浴びたクマムシたちは、地球に戻ると復活し
宇宙線を浴びていないクマムシと同様のペースで繁殖した。

太陽光も浴びたクマムシたちが蘇る確率はそれより低かったが
一部が生き残っただけでも驚くべきことだと、
Rettberg氏のチームは『Current Biology』誌の9月9日号に発表した論文で述べている。

論文によると、この無脊椎動物たちが宇宙空間でどのように身を守ったかは「謎のまま」だという。
Rettberg氏の次なる課題は、このような働きをつかさどる遺伝子を特定することだ。
人間のDNA修復に関する理解と向上を進める最初の一歩になることだろう。

ソース:WIRED VISION 2008年9月 9日
http://wiredvision.jp/news/200809/2008090922.html

【宇宙】28年間壊れて無い、土星の六角形台風をカッシーニが撮影 [10/16]

2008年10月16日 23:57

◆土星の台風は六角形 探査機カッシーニが撮影

【ワシントン=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)は13日、土星の両極にある台風の赤外線映像を公開した。
土星を周回する探査機カッシーニが撮影した。台風の雲が鮮明にとらえられ、北極にある台風には
地球二つ分ほどの大きさの六角形の構造があることがよくわかる。

両極の映像は6月中旬、雲の上空約60万~65万キロから撮影された。
北極にある六角形は半径が約1万2千キロ。時速500キロにも達する速さで動く雲は
水硫化アンモニウムと呼ばれる物質だと考えられている。

六角形構造は1980~81年に土星に接近したNASAのボイジャー1号、2号の観測で見つかった。

研究チームのケビン・ベインズ博士によると、六角形構造は地球の台風でも見られるが、せいぜい数日間しか続かない。
28年間もこの構造が安定して存在するのは土星の北極以外では知られておらず、理由はわかっていない。
土星の北極にあるのに南極にない理由もわかっていない。

ソース:朝日新聞 2008年10月16日7時37分
http://www.asahi.com/science/update/1015/TKY200810150165.html

画像:
土星の台風。北極にあるもの(左)は六角形の構造を持つが
南極にあるもの(右)はそうした構造がない=6月中旬撮影、米航空宇宙局、アリゾナ大など提供
http://www.asahi.com/science/update/1015/images/TKY200810150167.jpg

【ゲノム】英研究者、禿げの遺伝子の特定に成功 7人に1人は生まれながらに禿げる運命

2008年10月16日 23:54

3分の1の男性は45歳までに禿げることが知られているが、禿げの
原因は遺伝的要素や、生活習慣などの複雑に絡み、これまでに
はっきりと原因解明が行われたことはなかった。

そのような中、英マギル大学、英キングズカレッジ、英医薬品大手の
グラクソ・スミスクライン(GlaxoSmithKline)社による共同研究グループが
禿げにつながる2種類の遺伝的変移の特定に成功していたことが
12日、英科学雑誌「ネイチャー・ジェネティックス(Nature Genetics)」に
掲載された論文によって明らかとなった。

研究グループは1125名に渡るコーカソイド(いわゆる白人)のゲノム
分析を実施。その結果、禿げには2種類のX染色体の遺伝的変移が
関わっていることを突き止め、その後、更に1650名のコーカソイドの
ゲノム分析を実施することにより、分析結果が正しいことを確認した
と述べている。

研究グループでは禿げの80%はこの2種類の遺伝的変移が原因だ
とした上で、禿げの遺伝子は母親から子へ、母系統の家系を通じて
受け継がれてきたものではないかと推論している。

研究グループによると7人に1人は遺伝的に生まれながらにして禿げる
運命にあるとしており、X染色体の染色体番号20に遺伝的変移のリスクが
ある場合、その人が禿げる可能性はそうでない場合の7倍にも達する
と述べている。

禿げの遺伝子の特定に成功したのは今回の成果が史上初となる。

ソース:http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200810141922
Technobahn 2008/10/14 19:22

【参考】
■Nature Genetics
http://www.nature.com/ng/

【科学】「合コン?行ったこともないですよ」 研究一筋の21歳女子大生、クローンマウス“世界最年少”で成功

2008年10月16日 23:52

21歳女子大生、クローンマウス“世界最年少”で成功

日本人の相次ぐノーベル賞受賞が話題の科学界で、また快挙があった。近畿大学生物
理工学部の21歳の女子学生が、体細胞クローンマウスの作製に国内最年少で成功した。
しかも生まれたマウスは「三つ子」だった。

 体細胞クローンマウスの“生みの親”は、遺伝子工学科4年の西山さん(21)。
4月に研究に着手し、6月26日に1度の出産でメス3匹が誕生。9月末までにそれぞれが
7~10匹(計25匹)の子供を出産し、正常な生殖能力の保持が証明されたことから15日、
大阪市内で発表した。

 このクローン技術は、指導に当たった三谷匡准教授が「熟練した技術者でも、1匹を産む
成功率は2%ほど」という困難さという。

 西山さんは、研究中は朝7時から実験に没頭。講義やテニス部の活動からも遠ざかり、
「合コン? 全然、行ったこともないですよ」と研究一筋の生活を送ったと笑った。

 三谷准教授は「クローンマウス作製で最年少である可能性がきわめて高く、ギネスブック
に申請できないか検討している」という。

ZAKZAK 2008/10/16
http://www.zakzak.co.jp/top/200810/t2008101639_all.html
http://www.zakzak.co.jp/top/200810/image/t2008101639mausu.jpg
http://www.zakzak.co.jp/top/200810/image/t2008101639mausu_b.jpg

【宇宙】銀河から飛び出す火の玉、すばる望遠鏡が発見

2008年10月09日 04:48

すばる望遠鏡が、かみのけ座銀河団の銀河RB199を観測し、銀河から
まっすぐに飛び出しているような構造を発見した。

この構造の正体は、銀河団に高速で落ち込んでいるRB199が銀河団の
中心部にある高温のガスと衝突したために、銀河からはぎ取られたガスと
考えられている。この構造は星を形成しながら銀河間空間をただよっている。

国立天文台と東京大学の研究者からなるチームは、すばる望遠鏡を使い、
かみのけ座銀河団を観測した。銀河が数千から数万個集まっている銀河団は、
銀河の密度が高く、銀河間ガスで満たされ、強い重力場を持つなど極端な
環境にあるため、周辺環境が銀河の進化に与える影響を調べるには最適である。

その観測データから偶然に、銀河からまっすぐに飛び出しているような構造が
見つかった。この構造は、銀河団中の銀河のひとつであるRB199から約26万
光年にわたり伸びている。いくつものかたまりがRB199から飛び出しているように
見えることから、研究チームはこの構造を「火の玉(fireballs)」と呼んでいる。

先端部のかたまりは、直径3~6000光年の星団で、太陽の1000万倍ほどの
質量が集まっている。周囲のガスはプラズマ状態になっているが(画像中では赤く
写されている)、これは生まれたばかりの恒星からの強力な紫外線によるものと
考えられる。つまり、この星団では星の誕生が続いている。

一方、かたまりと銀河をつなぐ青く細い構造も若い星からなるが、こちらには電離
ガスが見られないため、星の形成が終わっていると考えられている。

RB199は、銀河団の中心に向かって秒速2000km以上の高速で落下していると
考えられる。このような銀河では、周辺の強い重力場でガスや星がはぎとられる
現象がしばしば観測されている。
しかしRB199が特殊なのは、はぎとられたガスが火の玉のように星を作りながら
ただよっている点だ。

研究チームは、RB199からガスがはぎ取られた原因を重力ではなく、銀河団を
満たす高温ガスとの衝突に求めることで、火の玉現象を説明している。このような
現象は、数十億光年離れた遠くの銀河団に数例見つかっているだけだ。

すばる望遠鏡による観測で、遠方の銀河団で起こっている現象が、われわれから
約3億光年という近い銀河団でも起きていることが初めて示された。

ソース:http://www.astroarts.co.jp/news/2008/10/07subaru_fireballs/index-j.shtml
画像:
http://www.astroarts.jp/news/2008/10/07subaru_fireballs/fireballs.jpg
http://www.astroarts.jp/news/2008/10/07subaru_fireballs/illustration.jpg
http://www.astroarts.jp/news/2008/10/07subaru_fireballs/bright_knots.jpg
Astro Arts 2008年10月6日

【参考】
■すばる望遠鏡(NAOJ)
すばる、銀河から飛び出す火の玉を発見
http://subarutelescope.org/Pressrelease/2008/10/06/j_index.html

【物理】物理学の予言者、半世紀前にアイディア提唱 南部氏(ノーベル賞関連)[10/08]

2008年10月09日 04:47

2008年10月8日3時2分
米シカゴ大学の南部陽一郎・名誉教授(87)は「物理学の予言者」と呼ばれる。

 70年代後半、シカゴ大で師事した江口徹・京都大基礎物理学研究所長は「だれかが言い出す4、5年前に言い出しっぺに
なる。とても難解で、すぐには注目されないが、そのうち真価がわかってきて、広まる。流れが来る前に見通す能力は世界一
だ」という。

 南部さんは常々、「素粒子にはなぜ質量があるのか。生涯の研究テーマです」と語っていた。この「質量の起源」を解き
明かすため、50年近く前に「対称性の自発的破れ」というアイデアを提唱した。

 このアイデアは素粒子理論の世界にとどまらず、超伝導や磁石などの物理にも大きな影響を及ぼした。

 質量の起源を探る壮大な実験も、この9月から、ジュネーブにある欧州合同原子核研究機関(CERN)の新しい加速器
LHCで始まった。

 「対称性の自発的破れ」とは、たとえば底が盛り上がったワインの瓶は上から見ると左右対称なのに、そこに小さな玉を
入れると、玉は瓶底の中央ではなく、へりに近いくぼみに落ち込むようなものだ。瓶そのものは左右対称でも、玉まで含めた
場合は「対称性」が失われている。

 日常感覚では、このような現象は当たり前で、人間の心臓が常に左側にあるように、左右の対称性がそもそも失われている。
だが、素粒子はすべての物質の最も基本となる構成要素だ。どこから見ても同じであるべきで、どんな状況でも「対称性」が
成り立っていると信じられてきた。

 しかし、南部さんは「素粒子の世界でも対称性が自然に破綻(はたん)するケースがありうる」と考えた。破綻するのは、
対称性が失われた方がエネルギー的に安定する場合だ。一見、常識破りのこの考え方が、「質量の起源」を解き明かす研究の
端緒となった。

 素粒子の崩壊にかかわる「ゲージ粒子」は、物理法則から導かれる質量はゼロ。なのに、現実には、陽子の100倍近い
重さがある。こうした理論と現実とのギャップを埋める役割を、南部さんのアイデアが担った。

 いまの素粒子理論では、対称性が失われると、質量がゼロの粒子でも質量をもったかのように振る舞えると考えられている。
また、電気抵抗がゼロになる超伝導のような性質も、対称性が破れたために生まれると説明されている。

 南部さんは65年には、物質を形づくっている基本粒子「クォーク」に三つの異なった状態(色)があるとする理論を提唱。
3個のクォークが強く結びついて1個の陽子や中性子になる理由を説明する「量子色力学」という新たな研究分野を切り開いた。
クォークはその前年に「仮説」として登場したばかりだった。

 70年には、クォークを「粒」ではなく「ひも」と考えるアイデアを発表した。これは、現在確立している「標準理論」を
超え、より統一的に物質や力の根源を説明する究極の理論「超弦理論」の先駆けとなった。


渡米直後の南部陽一郎さん(前列右)。後列左端は02年にノーベル物理学賞を受けた小柴昌俊さん、その隣は65年に故・
朝永振一郎博士らと物理学賞を受賞した故・リチャード・ファインマン博士=1953年ごろ、ニューヨーク州ロチェスター
http://www.asahi.com/special/08015/images/TKY200810070316.jpg

「対称性の自発的破れ」の概念図
http://www.asahi.com/special/08015/images/TKY200810070375.jpg


*********************************************************************************************
asahi.com(朝日新聞社):物理学の予言者、半世紀前にアイディア提唱 南部氏 - ノーベル賞
http://www.asahi.com/special/08015/TKY200810070370.html

asahi.com(朝日新聞社):ノーベル賞 - ニュース特集
http://www.asahi.com/special/08015/

【褒賞】ノーベル化学賞、下村脩氏が緑色蛍光タンパク質の発見で受賞

2008年10月09日 04:45

スウェーデンの王立科学アカデミーは8日、2008年のノーベル化学賞を、米ボストン大名誉教授、
下村脩氏(80)ら3人に授与すると発表した。下村氏は京都府出身で、米マサチューセッツ州在住。

下村氏らは飛躍的に発展している生命科学分野で欠かせない“道具”となっている
緑色蛍光タンパク質(GFP)を発見した。

日本人のノーベル賞受賞は、7日に物理学賞で受賞が決まった米シカゴ大名誉教授の南部陽一郎氏、
高エネルギー加速器研究機構名誉教授の小林誠氏、京都大名誉教授の益川敏英氏の3人に続く快挙。
日本人受賞者は計16人で、化学賞は02年に受賞した島津製作所フェロー、田中耕一氏以来5人目。

GFPは紫外光を当てると、その光を吸収して緑色に輝き出すタンパク質。下村氏が渡米中の1961年に
オワンクラゲから発見した。GFPを作り出す遺伝子をほかの生物のDNAに組み込み、特定のタンパク質を
機能させると緑色に光る「標識」として使える。タンパク質の働きを見えるようにする道具として生物学や医学、
創薬など幅広い分野で利用されている。

下村氏は昭和3年8月、京都府生まれ。長崎医科大付属薬学専門部(現長崎大薬学部)卒業後、
助手を経て35年、名古屋大で理学博士号を取得、米プリンストン大研究員。名古屋大助教授などを
経て57年、米ウッズホール海洋生物学研究所上席研究員。平成13年、同研究所退職。19年、朝日賞受賞。

情報元:【ノーベル化学賞】下村氏受賞、クラゲの緑色蛍光タンパク発見
http://sankei.jp.msn.com/science/science/081008/scn0810081948015-n1.htm

写真:オワンクラゲから精製した蛍光タンパク質GFPの入った小瓶を手にする下村脩氏
http://sankei.jp.msn.com/photos/science/science/081008/scn0810081948015-p1.jpg

参考リンク:The Nobel Prize in Chemistry 2008
http://nobelprize.org/nobel_prizes/chemistry/laureates/2008/

プレスリリース:光るたんぱく質 - 生物科学を導く星
http://nobelprize.org/nobel_prizes/chemistry/laureates/2008/press-jap.pdf

【遺伝子】宇宙の食糧には大麦が有望 ストレスあるがISSですくすく

2008年10月02日 17:15

国際宇宙ステーション(ISS)で育った大麦は、有害な活性酸素を消去する
遺伝子の働きを高めていることが岡山大などの研究で分かった。

宇宙の厳しい環境が植物に強いストレスを与えたことを示した。一方で、生育への
影響はなかったことから、将来の宇宙での暮らしを支える食糧として期待される。
滋賀県彦根市で12日に開かれる日本育種学会で発表する。

ISSのロシア実験棟内で、気温25度、湿度70%の条件で栽培した。実験開始から
3日目に発芽し、28日目で50~60センチに成長した。

地上に持ち帰った後、葉の遺伝子を調べると、活性酸素を消去する4種類の
遺伝子の働きが地上で育った大麦に比べて2~9倍も高くなっていた。病原菌に
感染すると活性化する遺伝子など他の遺伝子に変化はみられなかった。

ISSは高度約400キロを周回している。重力は極めて弱く、宇宙放射線による
1日当たりの被ばく量は、地上で自然界の出す半年分に相当する。

杉本学・岡山大准教授(細胞分子生化学)は「大麦は、米や小麦に比べて
乾燥や高低温の環境にも強い。宇宙での食糧源として期待できる」と話す。

ソース:http://mainichi.jp/select/science/news/20081002k0000m040137000c.html
毎日新聞 2008年10月1日 22時21分

【ゲノム】タンパク質分子に変異導入し、結晶の品質が改善

2008年10月01日 02:02

独立行政法人理化学研究所は、タンパク質分子への変異導入により、タンパク質
結晶の品質を計画的に改善する「タンパク質結晶工学」の先行技術を世界に
先駆けて実現しました。

(略)
研究グループは、難解析性タンパク質の構造解析に革新をもたらす技術として、
タンパク質分子を操作して解析可能な品質の結晶を得ることができる「タンパク質
結晶工学」の確立を目指しています。

今回、その第一歩となるタンパク質結晶のX線回折能(分解能)を、タンパク質の
部位特異的変異によって向上できることを実証しました。

タンパク質結晶の分解能は、原理的に、結晶パッキングにかかわるアミノ酸残基を
適切に改変して向上することが可能です。研究グループは、古細菌由来の、ある
タンパク質をモデルとして用いた系が、結晶の品質改善を図る研究に適していることを
見いだし、大型放射光施設SPring-8の放射光を用いて変異体構造解析を実施しました。

その結果、変異導入により分解能の大幅に向上した結晶がいくつも得られ、この方法に
よりタンパク質結晶の構造解析のための品質改善が可能であることを実験的に証明しました。

今回開発した技術を適用することで、品質の悪かった難解析性タンパク質の結晶を、
解析可能な品質にまで改善することが可能です。本研究の目指すタンパク質結晶工学は、
今まで解析できなかった疾患関連タンパク質などの構造解析に道を開くものです。

タンパク質結晶工学の確立により、多くの治療困難な病気に対する、安全で効能の高い
治療薬設計が可能となり、その開発スピードを加速すると期待できます。

本成果は、文部科学省「タンパク3000プロジェクト」の一環として実施し、国際結晶学会の
生物系雑誌『Acta Crystallographica Section D』10月号に掲載されます。
また、改善したタンパク質結晶の電子密度が、この掲載誌の表紙を飾ります。

(長文のため抜粋しました。詳細は以下のソースをご覧下さい)
ソース:http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/080929/detail.html
ダイジェスト:http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/080929/index.html
画像:
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/080929/image/03.gif
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/080929/image/04.jpg
理化学研究所プレスリリース 2008年9月29日

【参考】
■理研 放射光科学総合研究センター
http://www.riken.go.jp/r-world/research/lab/harima/index.html
■Spring-8
http://www.spring8.or.jp/ja/
http://www.spring8.or.jp/ja/current_result/press_release/2008/080929

【宇宙】有人宇宙飛行船「神舟7号」の打ち上げ成功し円軌道に=中国

2008年10月01日 02:01

 【北京26日時事】中国が25日夜に打ち上げた宇宙船「神舟7号」は
26日未明、地球周回の楕円(だえん)軌道から予定通り高度343キロの
円軌道に乗ることに成功した。

 新華社電によると、◆(習の白を隹)志剛飛行士は「宇宙船の軌道変更
終了を計器が示した。完了」と北京宇宙指揮管制センターに報告した。
乗り組んだ飛行士3人の体温、血圧などは正常という。
----
時事ドットコム http://www.jiji.com/ 2008/09/26-11:11 配信
時事ドットコム:神舟7号、円軌道に=中国
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008092600366

 中国が25日夜、甘粛省の酒泉衛星打ち上げセンター有人飛行船
「神舟7号」の打ち上げに成功した。宇宙飛行士3人が搭乗しており、
同国初の宇宙遊泳を実施する予定。

中国の有人宇宙船打ち上げは、2003年に旧ソ連と米国に続く第3国として
成功して以来、05年を含めて3度目となる。

(後略)
----
CNN.co.jp http://www.cnn.co.jp/index.html 2008.09.26 10:54 配信
中国、有人宇宙飛行船「神舟7号」の打ち上げ成功 飛行士3人
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200809260002.html
酒泉衛星打ち上げセンターで打ち上げられる「神舟7号」=25日
http://www.cnn.co.jp/science/images/CNN200809260001.jpg

【宇宙】火星でも雪が降る、NASAの火星探査機「フェニックス」による観測で明らかに

2008年10月01日 02:00

火星の北極地方に発生した雲によって降雪が起きていることが29日、NASAの
火星探査機「フェニックス」による観測調査によって明らかとなった。

「フェニックス」に搭載されているレーザーを用いた気象観測機器を用いた調査に
より、「フェニックス」が着陸した火星の北極地方の上空、4000メートルに雲が
発生し、更にその雲により降雪が起きていることが明らかとなったものとなる。

観測チームのジム・ホワイトウェイ博士(米ヨーク大学)は「こういった気象現象は
これまでの観測されたことはなかった」とした上で「降雪は地上まで達していた
可能性があることもデータの分析結果から明らかだ」と述べて、降雪が観測された
火星の北極地方では土壌内の水分が昇華することで雲が形成され、その雲に
溜まった水分が降雪現象として地上に舞い降りることで、再び、地上に水が戻る
という地球と良く似た気象循環が起きているとの見解を明らかにした。

画像はNASAが公開した火星日で「SOL 119」(9月25日)の早朝に撮影された
フェニックスが着陸した地点の上空に広がる「雲」の模様を撮影した映像。

NASAではこうした雲は着陸地点の温度が下がってきた「SOL 80」(8月15日)
以降から毎晩、観測されるようになってきたと説明している。

ソース:http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200809302027
(画像はソースを直接ご覧になるか、【参考】で挙げたサイトでご覧下さい)
Technobahn 2008/9/30 20:27

【参考】
■NASA
- Phoenix Mars Lander -
NASA Mars Lander Sees Falling Snow, Soil Data Suggest Liquid Past
http://www.nasa.gov/mission_pages/phoenix/news/phoenix-20080929.html

■arizona.univ.
-Phoenix Mars Mission-
SOL 119 RAW IMAGES
http://phoenix.lpl.arizona.edu/images.php?gid=0&cID=314
http://phoenix.lpl.arizona.edu/images.php?gID=35153&cID=314


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